9♥︎︎インフルエンサーマーケティングの罠
雨の中を歩きながら、インフルエンサーマーケティングについて考えていた。
どうして私たちは(わたしだけ?)
テレビCMで百点満点の笑顔でこちらを見つめるタレントを見たら
(ああ、これはCMなのね)
と思い、商品への興味は話半分くらいで聞いておくのに、
ひとたびタレント自身のSNSでそれが紹介されると
その人が本当にそれを愛用しているかのような、錯覚に陥ってしまうのだろうと。
もちろん、わかっている。
ステマ事件があれだけ騒がれた後だし、
所詮はPRなんでしょうよ、ということも。
(さりげない#PR の破壊力ときたら。)
それでもなぜか、心のどこかでは信じたい。
それが純粋な善意の紹介であるのだと。
しとしとしとしとしと。
雨は全く止む気配がない。
そもそも、、、、
そのようなインフルエンサーマーケティングをしている会社にわたしは好感を持てない。
それでも商品やブランドの認知という点で、それが未だに有効な手法であることは認める。
そして、いくらいい商品、サービスを作ったところで、知ってもらわなければ何の意味もないということも。
うーん、考えても結論なんて出ない。
なぜならこれってきっと、好みの問題だから。
わたしは好きじゃない、苦手。
それでいいじゃない。
そう思うと少し、すっきりした。
心なしか雨の勢いも弱まったような、気がしたわ。